20mm厚の不揃いな丸挽・焼杉の施工事例
焼杉の特注商品、「焼杉・丸挽き20」です。設計は東京にあるUDS株式会社/瓜生さん。関東の物件でご使用いただきました。
写真からでも板の厚み、幅の若干の不揃い感が分かっていただけると思います。なんだか、この住宅は、温かそうで、優しそうで、美しい…。
通常の焼杉は厚み15mmですが、この物件では厚み20mmの特注材を使用しています。
特殊な製材・乾燥・加工の後、焼き、浮造り、塗装をしています。
もちろん「丸挽き20」は、焼いていない板でのご提供も可能です。
かつて道後温泉本館裏にあるホテルにも、300㎜巾の丸挽20を納材させていただいたことがあります。
幅が広いだけに、割れ、反り、収縮の問題を解決しなければいけませんが、そこには十分な配慮対応をしています。
近年、外壁に板張りを採用する物件が少なくなっているように感じます。
木材はCO2を固定化し、耐久性や美観にも優れており、自然と伝統を守ることができる素晴らしい素材です。
ぜひ、全国の工務店や建築家の皆さま、外壁に「板張り」を採用してみませんか?