Tsukuru Lab.

長野県の研修センターに、カラマツの幅広パネリング

ロッキー山脈の原生林からきた目込みが美しいカラマツを、内装と軒天に採用いただきました。
設計は大阪・井上久実設計室さんです。

日本では入手しにくい巾広の材料を加工し、170㎜巾の迫力のあるパネリングになりました。
長いものでは16フィート(4,880㎜)、節有のカラマツは抜け節や欠け節もあるため、通常はカットして乱尺貼りにすることも多いですが、長さを生かして床から天井までつなぎ目無く施工していただいているところは圧巻です。
表面はラフソーン仕上げ、板の端部は糸面加工とし、カラマツならではの素朴な風合いでありながらモダンな雰囲気も感じます。

経年変化が美しいカラマツ、これから時間をかけて飴色になり建物に馴染んでいくことがとても楽しみです。
カラマツは施工後も伸縮が大きく割れや反りが発生することがありますが、出荷前のしっかりとした乾燥と施工にも工夫していただき、暴れん坊のカラマツを使いこなしていただきました。

共栄木材では日本では入手しにくいこの巾広の原板があり、パネリング以外にも様々な加工対応にお応えすることができます。



作品名:株式会社ピカソ美化学研究所駒ヶ根研修センター
設計者:井上久実設計室
撮影:冨田英次

井上久実設計室

天井・壁:カラマツ節有・ラフソーン仕上 幅広 / 撮影:冨田英次

天井・壁:カラマツ節有・ラフソーン仕上 幅広 / 撮影:冨田英次

天井・壁:カラマツ節有・ラフソーン仕上 幅広 / 撮影:冨田英次

天井・軒天・壁:カラマツ節有・ラフソーン仕上 幅広 / 撮影:冨田英次

天井・壁:カラマツ節有・ラフソーン仕上 幅広 / 撮影:冨田英次

天井・壁:カラマツ節有・ラフソーン仕上 幅広 / 撮影:冨田英次

天井・壁:カラマツ節有・ラフソーン仕上 幅広 / 撮影:冨田英次

天井・壁:カラマツ節有・ラフソーン仕上 幅広 / 撮影:冨田英次

Share

facebook Instagram