ラジアータパインバルカンのランビックルーバー
ラジアータパインをサーモウッド処理して集成材加工した木材があります。それを「ランビック・ルーバー」という平行四辺形にカットしたオリジナル商品があります。水平方向からは視線を遮り、風と光を通し、フェンス材として建物のファサードを飾ります。日中は適度な日光が入り、夜のこぼれる光は庭を優しく照らします。
このラジアータパインのサーモウッド集成材の特徴は、腐食しにくいことと、形状変化が極めて少ないことです。原材料としては約150x150㎜のものを柾目側、板目側どちら向きでも加工可能で、小さな断面になってもほとんど動きません。ファサード材として、本当に逸品です。ただ強度は小さいので構造材としては不向きです。やがてシルバーグレーに変色していきますが、無塗装で使用される方が大半です。もちろん、塗装も可能です。
材料と加工、使い方を適材適所で提案し、経済的に美しい建築の為に、ラジアータパインのランビック・ルーバーをつくりました。