Tsukuru Lab.

福岡県の美容室に、暖杉の着色塗装

福岡市の美容院「ARRTY@ARRTY」の外壁に、弊社の「暖杉(だんすぎ)」をご採用いただきました。
設計を手がけられたのは、株式会社松山建築設計室さんです。

直線的なデザインが印象的な建物に、落ち着いたグレー系の外壁がよくなじみ、すっきりとした外観に仕上がっています。
暖杉は、深めに加工したV溝と、表面に木材のざらざらとした質感を残した「ラフソーン仕上」が特徴の杉羽目板です。

初めてラフソーン仕上をご検討されるお客様からは、「表面がざらざらしていることに、どんな利点があるのですか?」と聞かれることがあります。
ラフソーン仕上の魅力は、独特の風合いだけではありません。
外壁では、塗装との相性のよさも利点のひとつです。表面の凹凸に塗料がしっかりとかかるため、油分の多い木材でも塗装がのりやすく、塗装の持ちのよさも期待できます。
塗装時には通常より多くの塗料を必要としますが、塗装後は光沢を抑えたマットな表情に仕上がるのも魅力です。
また、内装では、表面の細かな凹凸によって光の反射がやわらぎ、間接照明と組み合わせることで、やさしい雰囲気をつくることができます。木目の主張も穏やかになり、木材の表情が落ち着いた印象になります。

今回の施工例では、現場でグレー系の塗装をしていただきました。
落ち着いた色合いが建物のシャープなデザインと調和し、木材でありながら、どこか無機質で洗練された雰囲気も感じられます。
暖杉は節のある杉材ですが、今回のように色を重ねることで、節の表情も周囲に溶け込み、建物全体として統一感のある仕上がりになっています。

私たちは日頃、木材を一本一本の材料として扱っていますが、こうして建物全体に使われた姿を見ると、材料のときとはまた違った魅力に気づかされます。

設計:株式会社 松山建築設計室

その他の写真は、松山建築設計室さんのHPにて、下記リンクからご覧いただけます。

ARRTY@ARRTY

外壁:暖杉(現場にて着色)/撮影 石井紀久

暖杉

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