Tsukuru Lab.

セランガンバツ・デッキを「斜め打ち-jig」で施工

 セランガンバツを使ったウッドデッキの施工写真ですが、よく目を凝らしてみて頂くと、釘が見えません。弊社が台湾の企業と一緒に企画させて頂いてつくった「斜め打ち-jig」を使用しているからです。

 本来、材木屋としてはデッキ材を売れば、商売は上がりなのですが、長年あの表面ビスがどうにも気になっていて、何とかできないものかと思案していたところ、この「斜め打ち-jig」に出会ったわけです。施工も極めて簡単です。

 ビスのサイズも何度も繰り返して実験を行い太さを決めました。またビスの表面にうすくオイルを付着させることで、留付け時の滑りを良くして、セランガンバツ、イペ等にも下穴なしで直接施工できるように、工夫をしています。もちろん、こういうハードウッドは何しろ硬いですから、個体によっては端部を弾いてしまうこともありますが、基本的には大丈夫です。

 デッキとは言え、美しくつくりたいものです。

セランガンバツ

ウッドデッキ:セランガンバツ(施工後約半年)

ウッドデッキ:セランガンバツ(施工後約半年)

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