杉ラフソーン仕上の外壁
杉板の上小無節材のみの「杉クリア・ラフソーン仕上げ」です。
サイズは、3mx105x18㎜。本実。含水率は約12-15%。やや分厚いですが、板の外壁材としては、欧米では18㎜、北欧では21㎜が標準です。幅が105㎜と狭いので外部使用でも、含水率の増減による伸縮があまり目立ちません。18㎜厚みがあることで、オス実部分に釘留めできます。(もちろん個体によって伸縮が大きくなる場合は表面からの釘留めを推奨します。) ほとんどの場合、オス実部分に釘打ちされ、美しい仕上げとなります。
杉は上小無節とはいえ、比較的安価な木なので、WRCやその他さまざまな外壁用木材と比べても、使いやすい価格帯となります。表面のラフソーンは、塗装が塗りにくく厄介ですが、一旦塗装してしまえば、その塗装の長持ち具合はプレーナー仕上げに塗装したものと比べて格段に長持ちします。かつ、表面がざらざらしているので光が当たった時に乱反射し、見た目がマットで、とても美しいです。調色はしませんが、塗装して出荷することも可能です。